2020年7月27日、株式会社Faber Companyが主催する「オンラインデジタルマーケティング大学」に講師として登壇させていただきました。

成功事例に学ぶ!デジタルマーケティングで成果を出すポイント~第2回 経験豊富なフリーランスによるライトニングトーク~

この「オンラインデジタルマーケティング大学」とは、デジタルマーケティング実践経験者が実体験をもとに、デジタルマーケティングの戦略・戦術・運用方法を解説するというものです。

各分野で活躍する一線級のマーケターの方々が参画されているプロジェクトに、私もご一緒させていただきました!

宅配水業界No.1のECサイトをどうやって作ったのか?

今回お話ししたのは宅配水ビジネスで、ECサイトの売上をアップした際に、どのようなことを考え、何を実行したのかという事例をもとに、インハウスマーケターの仕事術についてご紹介しました。

戦略なき手段は無駄でしかない

世の中にいろんな成功事例が蔓延していますが、一番ダメなのがそれを何も考えずに真似してしまうこと。何故かというと、成功している事例には必ず勝つべく考え抜かれた戦略があり、それを実行したからこそ成功につながっているのです。

ターゲット層も、ビジネスモデルも、市場環境も異なるのにカタチだけ真似をしても上手くいくわけありませんよね?当たり前の話なのに、意外と落とし穴にはまっているケースが多く見受けられます。

何よりも、勝てるための戦略づくりをしっかりと行うことで成功に近づくことができるのです。

徹底した顧客理解こそがゴールへの近道

いきなり、戦略を考えてもなかなか答えは見つかりません。

私の場合、まず徹底的に顧客のことを理解しようとします。なぜなら、買ってくださるのはお客様なのだから、どのようなことを考えて、悩んで、購入にまでたどり着いたのかを知るべきと考えているからです。

アンケートやインタビューだけでなく、サイト内の行動分析なども組み合わせると、ユーザーが気づいていないような深層心理まで発見することができます。

基本ともいえる「3C分析」ができていない企業が多すぎる

マーケティングの基本ともいえる「3C分析」ですが、意外とちゃんとやっている企業が少ないように思えます。いくら優れた商品、サービスでも、競合との比較で選ばれないといけませんし、市場環境や動向の理解は最低限必要です。

今回は、市場調査を行って、自社と競合とのポジショニングの違いを分析してみました。Webリサーチで、認知度、ブランド好意度、購入意向度、利用者数を聞くだけです。このような簡単な調査だけでも、意外といろんな発見ができるので是非やってみることをオススメします。

成功するためには、地道な積み重ねしかない

バズ狙いや、全く新しい商品開発での一発大逆転を狙いたい気持ちも分かりますが、そんな博打のようなものに時間やお金をかけるよりも、よっぽど当たり前のことを着実に進めるほうが成功への近道だと言えます。

なぜなら、世の中のマーケターの多くが、当たり前のことを実践すらできていないからです。リソースの都合もあるでしょうし、やり方が分からないなどいろんな理由があると思いますが、事実そうなっているようです。

私が、宅配水ビジネスで、業界No.1のECサイトに成長させたのも、特に目新しいことをやった訳ではなく、正しい戦略と、根気強いPDCAの繰り返しが成功の要因だったと考えています。

今回のセミナーでは、ECサイトの立ち上げから成長までのプロセスや、実際にどのような手順で施策を行ったのかを紹介していますので、是非ご興味あるかたは本編をご覧ください。

→ スライド全編をご覧になりたい方はこちら

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「オンラインデジタルマーケティング大学」とは?

”デジタルマーケティング実践経験者が実体験をもとに、デジタルマーケティングの戦略・戦術・運用方法を解説する”学びの場であり、講師としてマーケティング分野のスペシャリストが登壇しています。

どのコンテンツも1時間前後とボリュームもたっぷりで、中級者以上の方向けの専門的な内容が中心となっているようです。

ますますデジタルマーケティングの普及に伴い、このような有益な情報が増えてくると思いますので、ぜひマーケターの方はチェックしておいてほしいです。

僕の売り込みではなく、マジで他の登壇者の方の動画が素晴らしいです!!
一見の価値ありますよ。

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