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「Webコンサルタント」と「Webマーケター」の違い|発注前に知るべきこと

こんにちは!
みらいマーケティング本舗・代表の堀野です。

「Webコンサルに相談すべきか、それともWebマーケターを雇うべきか」

これから外部の力を借りようとしている経営者の方から、よくいただく質問です。この記事では、両者の違いを整理したうえで、自社が今どちらを必要としているのかを判断できるようにします。あわせて、費用感が気になる方は「Webコンサルの費用相場」の記事もあわせてどうぞ。

僕たちはEC専門のコンサルタントとして、ECサイトの新規立ち上げから既存サイトの売上改善まで、これまで80社以上の企業様のビジネス支援を行ってきました。売上100億円を超えるクライアント様もいます。今回は、その中で見えてきたリアルな話も交えて書いていきます。

この記事を書いた人

堀野正樹(ほりのまさき)丨みらいマーケティング本舗代表丨独立前は、事業会社のマーケティングの責任者として70億円のEC事業を牽引。現在は企業のECサイトの売上アップをご支援しつつ、マーケティング情報をSNSで初心者向けに発信しています。
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「Webコンサルタント」は、売れる仕組みを考えることがメイン

Webコンサルタントとは、簡単にいうと「企業の目標(売上アップ等)を達成するための、最適かつ実現可能な道筋やプランを提案する」役割です。

ただ、これは想像以上に難しいことです。どんなに完璧なプランを立てても、実行できなければ意味がありません。そもそも100%成功する戦略などあり得ません。成功率を高め、リスクを減らすために、企業のビジネスをしっかり理解したうえで、実行可能なプランに落とし込む必要があります。

もちろん、企業が持つ人的リソースや予算も考慮しなければなりません。月々の予算が数十万円で担当者がひとりの企業と、予算1,000万円でチームが組まれている企業とでは、当然取るべき手段も変わってきますよね。

”コンサルタント=ロジカル”というイメージが強いですが、実は現場感覚を持って、できるだけ泥くさいレベルまで落とし込めるかどうかがコツだったりします。

その提案、「絵にかいた餅」になっていないか?

現場での実務経験がないWebコンサルタントの提案は、絵にかいた餅で終わり、「一応こちらでできることはやりました」とプロジェクトが失敗に終わってしまう。そんなケースを何度も見てきました。

めちゃくちゃ頭は良いけれど、自分たちの仕事をまったく知らない人に頭ごなしに指示をされたら、現場はどう感じるでしょうか。「何もわかっていないのに口出しするな」「そもそも、それをやる人もお金もない」となるのが目に見えています。

優秀なWebコンサルタントは、属人的・一時的な売上アップではなく、「継続的に売上を生み続ける仕組み・組織づくり」を優先して考えます。そして一流と三流の違いはここに出ます。私たちが考えるコンサルティングは、いつまでもサポートを続けるのではなく、いずれは"卒業"して、クライアント自身で継続できることが重要だと考えています。三流のコンサルタントほど、自分がいないと困る状況を作り、いつまでも卒業しようとしません。

肩書に決まった資格があるわけではないので、実績と、どこまでサポートしてくれるのかを見極めるようにしましょう。

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堀野
経営戦略に沿ったWeb戦略にしないとバラバラの施策では成果がだせません。コンサルタントには経営視点も必要になってきます。

「Webマーケター」は、実行の中心を担う役割

一方の「Webマーケター」は、大きく2つに分けられます。ひとつはSEOやWeb広告など、施策のスペシャリスト。もうひとつは、それらの施策や人材を率いて成果を出すディレクター的な役割です。世間で「Webマーケター」と呼ばれる人の多くは前者で、後者を担える人材はまだまだ少ないのが実情です。

Webマーケターの仕事は、最終的には売上という事業目標を達成することです。極論、それがSEOでも広告でなくても、売上さえ達成できれば手段は問われません。せっかく時間をかけてSEOを頑張っても、売上に貢献していなければもったいないですよね。

Webコンサルタントが課題解決の方向性を示し、それを元に具体的な道筋を考えて実行するのがWebマーケターの役割です。

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堀野
優秀なWebコンサルタントは、属人的かつ一時的な売上アップではなく、「継続的に売上を生み続ける仕組み・組織づくり」を優先して考えます。

現場で見てきた、未熟なマーケターと優秀なマーケターの違い

これまで支援してきた企業の中で、よく見かけたやり取りを紹介します。

未熟なマーケターの場合、手段が目的になりがちです。

マーケター:「社長、●●という検索ワードでSEO1位にするため、予算100万円ください」
社長: 「なるほど。それで売上はどのくらい増えそうなの?」
マーケター:「いや……売上よりも、他社が1位のワードをひっくり返すことが目的なので……」
社長:「わかった、また考えておくよ」(そしてこの話題は二度と出てこない)

一方、優秀なマーケターはこう提案します。

マーケター:「社長、●●というプロジェクトに300万円投資させてください」
社長:「金額も大きいし、判断に迷うな」
マーケター:「うまくいけば年間1,000万円の売上アップです。低めに見積もっても700万円は見込めます。しかもこの効果は単年だけでなく、次年度以降も継続します。最初のトライアルでダメだと判断すれば、最低限のコストで済みます」
社長:「よし、チャレンジしてみよう。進捗は細かく報告してくれ」

経営者が判断しやすいように、得られるメリットとリスクを明示し、Yes/Noをその場でもらいやすく提案する。これができるマーケターは、残念ながらまだ少数派です。

AIが「実行」を担うようになり、判断力の価値が上がっている

ここ数年で、この構図はさらにはっきりしてきています。生成AIの普及により、記事執筆や広告クリエイティブの作成、配信の最適化といった「実行」寄りの作業は、AIが大部分を担えるようになってきました。かつてWebマーケターが何日もかけていた作業が、今では数時間、数分で終わることも珍しくありません。

これは、単一の実行スキル(SEO運用、広告運用など)だけを武器にしている人材の相対的な価値が下がっていくことを意味します。逆に価値が上がっているのが、「何を狙うべきか」「AIが出してきた提案を鵜呑みにせず、事業として正しい判断か見極める力」といった、経営視点を伴う判断力です。これはまさにWebコンサルタントが担ってきた役割そのものです。

つまり今後は、「実行だけできる人」でも「戦略だけ語れる人」でもなく、両方の視点を持てるかどうかが、企業の成長を左右するようになっていきます。

「Webコンサル」と「Webマーケター」、結局どちらが必要か?

一番の違いは、業務に関わる「立場」です。

Webコンサルタントは第三者の立場から客観視して提案します。Webマーケターは当事者として自ら業務を推進します。どちらが正解というわけではなく、役割の違いです。正しい戦略がなければいくら頑張っても無駄になりがちですし、どんな素晴らしいプランも実行できなければ意味がありません。

理想を言えば、この両方の視点を、社内に置いておけることです。ただ、いきなり両方を採用するのは中小企業にとって現実的ではありません。だからこそ僕たちは、外部のコンサルタントとして戦略と実行の両方に伴走しながら、最終的にはその視点そのものを社内に残していくという支援の仕方をしています。

「うちは今、コンサルとマーケター、どちらが必要なんだろう」と迷う場合は、無料のマーケティング戦略診断で一度整理することをおすすめします。自社の状況を伺ったうえで、外部に依頼すべきことと、社内で育てていくべきことを一緒に切り分けます。

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堀野
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