業種・業態

沖縄のダイビングショップ様(年商3億円)

抱えていた課題

ちょうどオーナー様が変わり、事業の立て直しを図ろうとするタイミングでお声がけをいただきました。アナログな業界なので、差別化を図るためのデジタルの活用を積極的にしたいとのご要望をいただきました。ただし、小規模な事業形態なので大掛かりな投資はできないため、投資による売上回収見込みによってご判断いただくことになりました。

  • ホームページの使い勝手が悪く、途中離脱されておりWebからの申し込みが非常に少ない。
  • 20~30代の女性ターゲットだが、サイトデザインは男性的で古臭く、スマホでの閲覧も困難な状態。
  • 電話、メールでの予約中心であり、紙の台帳での顧客管理だったためきちんと分析ができていなかった。
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堀野
まだまだアナログな手作業が中心でしたので、いきなり最新のデジタル化にするのではなく、徐々にシフトしてスタッフさんにも慣れていただくことを意識しました。

解決策・ご提案内容

まずは徹底的に現状の運用状況やオーナー様やスタッフ様が抱える課題を掘り下げて、何を優先的に解決すべきかを検討しました(予算が限られているためすべて着手はできないため)

自社/競合/市場の分析
・ブランド再構築
・ホームページのリニューアル
・予約管理システムの導入

自社/競合/市場の分析

まずは、ダイビング市場を理解するために、競合60社のホームページのチェックと分析、そして観光白書等の各種統計データから、市場分析を行いました。
その結果、沖縄への観光客は10年で2倍以上に増えているのに、ダイビング利用者は横ばいということが分かりました。しかもダイビングショップも競合が増えており、1店舗当たりの収益が減少している構造が理解できました。
また、自社の顧客データやアンケートから、主な利用者は20~30代の女性で、観光ついでに体験ダイビングを楽しんでいる顧客像が見えてきました。

ブランド再構築

次に取り掛かったのはブランドの再構築です。若い女性ターゲットなのに、あまりにミスマッチなホームページでしたのでリニューアルを機にロゴやキービジュアル、ブランドカラーも一新することに。親しみを持ってもらえるようキャラクターも作成しました。

ホームページリニューアル

低予算でホームページを作成するために今回はWordpressで制作することに。導入後の更新も企業様で行えるように設計をしました。新ブランディングに沿ったデザインと、わかりやすい導線に徹底的にこだわった結果、情報量はたっぷり掲載してますが、迷わずに読んでいただけるサイトにできました。また、スマホファーストのため、読みやすくサクサクと閲覧できるサイトになっています。

Web予約システムの導入

予算内で使いやすい管理システムを導入するためASPサービスの「ChoiceRESERVE」を選択。サポートセンターに何度も質問しながら必要な機能を満たしつつ、誰にでも使いやすい予約管理システムが導入できました。

導入後の成果

まず、ホームページのリニューアルによって訪問者数が1.4倍に増加し、成約率はなんと3倍以上にも改善することができました。導入後のアンケートでも「見やすく」「すぐに申し込めた」などとポジティブな意見が多く寄せられました。
ブランディングとホームページリニューアルにかかった投資費用をいきなり回収できる売り上げを叩き出す好調な出だしとなりました。
また、管理側でもいつでもスマホで予約状況が確認でき、しかも24時間受付が可能になったので、予約の取りこぼしを大きく減らすことができました。

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堀野
今後は、他社との差別化を図るため、さらなるコンテンツの充実を図り、厳しいダイビング業界でも勝ち組の企業に成長させていくことを目指しています。

》その他のケーススタディは以下よりご覧ください。

https://mirai-marketing.jp/casestudy/online_offline/ https://mirai-marketing.jp/casestudy/branding/