マーケティング

20年以上のマーケティング実務経験でわかった”成功”の秘訣とは?【やれば伸びる】

事業スピードが早い=強い企業

こんにちは。堀野です。

ビジネスで成功する要因には、魅力的な商品だったり、実行できる組織・体制だったり、優れた戦略など、いろいろとあると思いますが、私が考える最大の要因は「スピード」に決定いたしました~!(パチパチ)。

これまで自分自身が働いてきた会社や、コンサルとしてご支援してきた企業を振り返ってみると、成長している企業や、強い基盤をもっている企業はみな「スピード」が早かったんですよね。

企業におけるスピードとはすなわち、意思決定のスピードだと思っています。
現在もコンサルとしていろんな企業様をご支援させていただいていますが、しっかりとヒアリングや分析を行い、これでいけるぞっ!という提案をもって「これでやってみましょう!」と提案しても、強い会社とそうでない会社の対応が面白いほど分かれるんですよね。

多くの企業では失敗を恐れるあまり、慎重に物事を進めたり、成功が確信できるまで準備に時間を費やすケースが多いです。

強い会社は「よし、じゃあまずチャレンジしてみるか。ダメそうなら途中でやめればリスクは少ないし」と即決していただけることが多いです。
反面、そうでない会社は「じゃあ持ち帰って検討を、、、」「それは以前にやったけどあんまり、、、」「もし失敗したら、、、」などと、いろんな理由をつけて保留することが多いです(ダメという決断もしない)
まあ、いろいろと理由が次々出てくるもんだと感心するケースもあります(苦笑)
(もちろん、なかには僕の提案が魅力的に感じなかったというケースもあると思いますので、そこは真摯に反省するとして、、、)

ビジネスにおいて完璧なプランなどあり得なく、どれだけ周到に練り込まれたプランもいざ実施してみると全然ダメということはよくあります。
そのため、まずは小さくテストを行い、ある程度の感触がつかめれば、そのまま継続か、中止するかの判断をするのが賢い意思決定だと思います。

仮に失敗したとしても、だめな理由や次の改善ポイントが見えるなど、企業としての知見やノウハウが積み重なってくるんですよね。決断できずに先延ばししても、検討している間は何も利益を生まないので無駄な時間となってしまいます。

こうした小さな積み重ねが、企業の強さになり、チャレンジする風土や社風につながってきます。

私がコンサルティングのお仕事をお受けする際も、この企業はスピード感がありそうか?というポイントを重視して判断することも多いです。下手な鉄砲数うちゃ当たるとはよく言ったもので、そうやって手数が増えてくると知らぬ間に仕事の質も高まってくるのは、これまでの経験上間違いないことだと言えます。

もちろん、何も考えずにひたすら手を出すのがよいと言っているわけではありません。私も目的不在で手段ありきになってしまうのを一番嫌うタイプですから。
今回の主旨は、周到に準備ができている状態ならそれ以上迷ったり考えたりするよりは、実際にやってみるほうがいいですし、PDCAのスピードアップにもつながりますよ、というお話しです。

スピードこそ、中小企業最大の武器

では、個人における仕事のスピードとは?
企業のスピードは、意思決定のスピードだと言いましたが、個人の場合は、「意思決定×業務スピード」でしょう。

「えっ?でもまだ自分で判断できる立場じゃないし、、、」というご心配もあると思いますが、気づかぬうちに毎日小さな意思決定を行っているはずなのです。例えば、Aという仕事とBという仕事のどっちを先にやろうか、というのも立派な意思決定です。それを何となく好き嫌いで選ぶのがダメなパターン。
重要度や仕事に関わる関係者の都合も考慮して、判断するのがデキる社員。とも言えるでしょう。

強い会社の社員さんと話をしていると、みなさん、なぜそうすべきなのかをロジカルかつ数字を交えて答えてくれますので、とてもスムーズにいくことが多いです。恐らく企業文化として、考える癖や染みついているんでしょうね。

当たり前ですが、仕事は考えて終わりではなく、実行して成果をあげてはじめて一連のタスクとなります。何事もまずやってみて経験を積まないと、いくら頭で考えても前に進みません。稚拙な状態でも、まずやってみると良い点/悪い点に気づくことができて、何をすべきかが明確になってきます。

「失敗したらマイナス評価がついてしまう」
「社内調整を行わずに進めてしまうと後から何か言われるのでは」
「みんなと足並みそろえるのが、社会人の基本だぜ!」

いろんな理由をつけて、結局先延ばししたり、のんびりと仕事が進んでしまうケースを嫌というほど目にしています。特に大企業ではハンコひとつもらうのにも何人もの承認を得ないといけないなど、スピードのある仕事を阻害する環境もまだまだ残っていますが、今後はデジタル化や承認プロセスの簡略化が進めていかないと、世間から取り残されてしまうレガシーな企業になってしまうと思っています。

でも、いろんなハードルを乗り越えて一度スピードのある仕事を体験してしまうと、今までなぜやらなかったんだろうと思えるぐらいメリットが多いです。
一例を挙げると、仕事の早い人は以下のようにポジティブな印象を与えることが多いです。自分の仕事だけでなく会社にとってもメリットになるので、上司や経営者から見てもこういう社員はしっかりと育てたいと思いますね。

  • 仕事が早い人(デキる人)というイメージが浸透する
  • 空いた時間で、別の仕事を手掛けることができ仕事の領域が広がる
  • 早く退社して自分の時間を有意義に過ごせる
  • 他の人のことにも目を配る余裕ができる
  • 仕事がデキる人という評判のお陰で、周りから頼りにされる

スピードだけでなく、仕事の効率性や考え方を高めるための工夫は以下の記事をご覧ください。

仕事の「重要度」と「優先度」、どっち?

仕事をスピードを高めるコツ

最初のうちはしっかりと意識していかないと、なかなか仕事のスピードはあがってきません。以下のポイントを意識することからはじめましょう。

(1)いきなり完璧を求めすぎない

100点満点を求めると、いくらでも時間がかかってしまいます。感覚として70点ぐらいまで仕上げるのがコツです。ざっくり過ぎるかな、と思えるぐらいで構いません。その時点で社内調整や上司への確認を行っておけば、仮に修正があってもダメージは少ないですし、70点まで仕上げるのは比較的早くできるので、「おっ、もうできたのか?!」と驚かれるに違いありません。

100点の仕事を1つやるよりも、70点の仕事を3つ出来るほうがビジネスとしては有意義なので、あなたの評価もぐっと高まるに違いありません。少し雑だな~と思う点だけ少し手を加えれば80~90点にするのは簡単です。性格的に慎重な人ほど最初から100点を目指しがちですが、上司からすれば70~80点も100点も大きな違いがなかったりするものです。「時は金なり」、時間を大切にすることがビジネスの成功に直結するのです。

(2)いきなり着手しない

仕事ができる人は、皆さん事前の準備が上手です。資料作成する場合でも、いきなりパワーポイントで作業をするのではなく、頭のなかでざっくりとした構成を描いて、手書きでイメージを簡単にまとめるだけでも、随分とスムーズに進めることができるのです。

仕事ができない人ほど、いきなり作業をはじめてしまい、何度も何度も手直しをして、結局何がいいたいのか分からない資料ができあがってしまうようです。

(3)誰のための資料なのか?ゴールは何なのか?

資料を作ることを目的にしてしまっている人、なるべく細かく作りこもうとしている人。
「はい!あなたビジネスマン失格です!」

仕事がデキる人は、「読み手」(誰のためなのか)「内容」(何を伝えたいのか) 「目的」(どうなることがゴールなのか)をイメージして無駄なく資料を作っています。本当に優秀な人は無意識にできる人もいますが、多くの方はしっかり意識して作成しています。

例えば、上司にプロジェクトの承認をしてもらうための資料なのに、専門用語を並べてプロジェクトの内容を事細かに書き込んだかと思えば、頑張って最後まで読んだら「で?何をしたいのあ?」というダメダメ資料にもたまに遭遇します。

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例えば以下のような工夫をすれば、目的に沿ったよい資料が作ることができますよ。
  • 専門知識のない上司なので要点をまとめて平易な言葉で1枚にまとめる
  • ゴールは予算承認を得ること。コストをかけることで得られるメリットを明確に伝える
  • 事例を入れることで、自社に置き換えたことを想像できる
  • メリットだけでなくリスクも明確にすることで判断しやすくなる
  • 1つのプランだけでなく、AorBと2者択一にすれば、NGになりくにい。
  • 上司の手柄にできるよう、さらに上長へのアピールも埋め込んでおく

「質の悪い仕事」はいくらスピードが速くてもダメ!

当たり前ですが、いくらスピードが早くても質が悪すぎると意味がありません。下手すると、不良業務を次々と増やすダメ社員というレッテルを貼られかねません。安全や生命に関わることや、法令に背くことは絶対に避けるようにしましょう。

このケースの処方箋

経営者は、”ビジネスに絶対はなくやってみないとわからない”ということを肌で理解しています。特に叩き上げで会社を興したオーナー社長は、嗅覚ともいえるほどビジネスの勘所を抑えている方が多いです。

いきなりそのレベルに達することはできないので、多くの失敗を繰り返すことで徐々に精度を高めるしかありません。致命的な失敗をしない限り、スピード重視での仕事を否定されることはないでしょう(たぶん)

経験値がたまってくると、自分の引き出しが増えてくるので、似たようなケースでは半分以下の時間で処理できたり、次々とアイデアが沸いてくるなど、良い循環ができることで、あなたの評価もぐんぐん伸びるようになるでしょう。

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