こんにちは!堀野です。
ホームページへの集客でお悩みの方は本当に多いのではないでしょうか?今回は、Webマーケターが知っておくべきWebマーケティングによる集客手法の基本をお伝えします。

これを知っておくだけで、集客の幅が広がりますのでぜひご一読ください!

各施策の評価は堀野の主観となります。業種業態によっても異なりますので参考にしてください。

  • コスト感:広告費、製作費、人件費も考慮したコスト感
  • 効果:集客効果やコンバージョンへの貢献度
  • オススメ度:堀野の独断と偏見で入れています

まずは最低限やっておきたい集客手法

[jin_icon_check]リスティング広告
GoogleやYahoo!の検索結果に表示させる広告です。クリックに対する課金となります。ユーザーのニーズが高いキーワードに出稿すれば即効性が見込めます。人気の高いキーワードは入札単価が高くなりがちなので、まずは自社ブランド名やターゲットを絞ったキーワードでの出稿がおすすめ。

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オススメ度[star4.5]

[jin_icon_check]リターゲティング広告
一度自社サイトに訪問したユーザーだけを対象に、バナー表示できる広告です。見込み度の高いユーザーだけに広告配信ができますので、無駄がなく効率的な集客ができます。バナークリエイティブの内容と、誘導するページが重要になってきます。

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オススメ度[star4.5]

[jin_icon_check]アフィリエイト広告
商品購入や資料請求などの成果に対して費用が発生する成果報酬になるので、広告主のリスクが低いのが特徴です。人気の業種や商材になると、アフィリエイトだけでも数多くの売上を見込むことができます。ただし、初期費用、固定費がかかってしまうので注意。

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効果[star4.5](業種による)
オススメ度[star4.5]

[jin_icon_check]SEO対策
自社サービスに関連したキーワードで検索エンジンの上位表示を目指す施策です。正しい手法で対策を講じることで継続的な集客を見込むことができます。単にページ数を増やすだけではなく、SEO設計、キーワード選定、良質なコンテンツ制作が重要となります。

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効果[star4.0]
オススメ度[star4.5]
【超入門】まず最初にやるべき3つのWeb広告

即効性が期待できる広告での集客手法

[jin_icon_check]ディスプレイ広告
GoogleやYahoo!のサービスや提携サイトに自社の広告を表示することができる集客手法。バナーだけでなく、テキストや動画などのフォーマットもあり。ユーザーの年齢や性別によるセグメント、興味関心に紐づいたセグメント、ユーザーの行動に紐づいたセグメントなど、細かく配信対象を絞り込むこともできます。リターゲティング広告も、ディスプレイ広告の一種。

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オススメ度[star3.5]

[jin_icon_check]SNS広告
FacebookやインスタグラムなどのSNS内に表示できる広告手法。広告の拡散やユーザーとの初期コミュニケーションに効果的。反面、強くセールスを促す広告は嫌われやすいので注意。インスタグラムにはショッピング機能が搭載され、写真をみて欲しいと思った商品をインスタ内で購入完了までできるようになっています。

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オススメ度[star3.5]

[jin_icon_check]純広告
特定のメディアの広告枠を買い取って自社の広告を表示することができる広告手法。自社の商品やサービスのターゲット層がよく見るメディアを選定することで、多くの見込み客にアプローチをすることができる。Yahoo!の人気枠だと最低でも数百万円以上するため、ある程度の広告予算が必要になってくる。

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効果[star3.0]
オススメ度[star2.5]

[jin_icon_check]データフィード広告
Googleショッピング広告に代表されるように、自社の商品データを自動で最適化して、オススメ商品として紹介してくれる広告手法です。Googleの場合、ユーザーの検索ワードにあわせて、購入してくれそうな商品の写真や価格を大きく表示できるため、購入率も高くなります。ECサイトを展開している場合は積極的に使いたい集客手法です。

コスト感[star4.0]
効果[star4.5]
オススメ度[star4.0]

[jin_icon_check]ネイティブ広告(記事広告)
広告がだんだん見られなくなっているなか、ユーザーが興味を持ちそうな記事体での広告配信を行うことで、広告ではなくコンテンツとして読んでもらえるようにした集客手法です。ユーザーにストレスをかけずに見てもらえる反面、コンテンツ生成に手間がかかったり成果がでるまでに時間がかかるため、しっかりと検討してから出稿したいです。

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オススメ度[star3.5]

[jin_icon_check]動画広告
Youtube内に自社の動画広告を配信することができる集客手法です。テキストやバナーに比べて情報量が多く、ブランディング効果も期待できるなど、認知拡大にとても有効です。

また、動画を途中でスキップした場合は課金されないため、費用対効果にも優れている広告です。動画素材の制作に費用や時間がかかるうえ、低クオリティの動画を配信するとかえって逆効果になることもあるため、ある程度の予算がある時に活用したい手法です。

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オススメ度[star4.0]

[jin_icon_check]メール広告
メディアや企業は配信するメールのなかに、自社の広告文を追記できる広告手法です。1人配信につき、0.5円~数円という低コストで配信ができるのでコストを抑えての広告出稿が可能となります。自社の顧客層に近い読者が集まるメルマガ等に出稿すると反応率も高くなります。通常、メルマガの効果は長くても3日以内なので、単に情報を流すだけでなく、お問い合わせ等のアクションにつながる内容にすることがポイントです。

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オススメ度[star4.0]

[jin_icon_check]インフルエンサー
自社のサービスターゲットに近いファンを持つインフルエンサーの起用して、自社のサービスの告知や使用体験談を発信してもらう広告手法です。人気インフルエンサーにもなると、その影響力は絶大で、1日に数万人ものユーザーにアクションを促すことができる効果もあります。インフルエンサーによっては1投稿だけで数百万円のコストがかかってしまい、内容によっては「ステマ」としてイメージダウンにつながってしまう危険性もあります。

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オススメ度[star3.0]

工夫次第で多くのユーザーを集められる集客手法

[jin_icon_check]コンテンツマーケティング
最近、Webマーケティング手法として注目を浴びているのがコンテンツマーケティングです。ユーザーに興味があるコンテンツを発信することで、つながりを持ち、商品やサービス購入につなげる手法となります。良質なコンテンツをつくることで、顧客と長期的な関係を保つことができ、つくったコンテンツは資産として蓄積できるので結果的にSEO効果も得ることができるメリットがあります。

ただし、コンテンツの設計や制作に大きなコストがかかるうえ、即効性が期待しにくい集客施策となります。そのため、短期で成果を求めるのではなく、中長期的に将来の顧客となる見込み客を増やすという目的で行うことが多いです。

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オススメ度[star4.0]

[jin_icon_check]プレスリリース
Webニュースメディアなどの媒体に対して、自社の情報を発信して、ニュースとして取り上げてもらう広報的な集客手法です。メディアに掲載されるため広告よりも情報への信頼度が高く、無料で実施できるのが特徴です。有料で主要メディアにPR代行してくれるサービスもあります。掲載の判断をするのはメディア側となりますので、掲載は確実ではありません。自社の宣伝ではなく、ユーザーにとって有益な情報を提供できるかがポイントになります。

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[jin_icon_check]紹介
既に自社サービスを使っている優良顧客に、周囲の家族や友人に紹介してもらう手法です。実際に使った人から、クチコミ経由で紹介されるため、非常に反応率が良く、長く使ってもらいやすいという特徴があります。キャンペーン等でプレゼントや報酬をプレゼントすることが多いです。

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オススメ度[star4.5]

[jin_icon_check]ユーチューバー
多くのユーザー登録数を抱える人気ユーチューバーに、自社の商品やサービスを紹介してもらう広告手法です。インフルエンサー同様、人気ユーチューバーにもなるとその影響力は絶大で、多くの成果を期待することができます。トップクラスになると数百万円~数千万円という予算感になりますが、比較的小規模な場合だと数十万円からはじめることもできます。

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オススメ度[star3.5]

[jin_icon_check]Googleマップ(MEO)
Googleマップの検索結果上に、自社の店舗情報を目立たせることができる集客手法です。飲食店、美容室、サービス業など、店舗がある事業者には特に有効な手法です。電話やホームページへの誘導などのアクションに直接つながりやすく費用対効果が高いのが特徴です。

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オススメ度[star4.5]

[jin_icon_check]ホワイトペーパー
ユーザーにとって関心度が高い情報をホワイトペーパーとして提供する代わりに、メアドなどの情報を収集することで、見込み客の獲得をはかるための集客手法です。主にBtoBのリード集めに効果的です。

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オススメ度[star3.0]

リピート顧客を増やしたいときに使える集客手法

[jin_icon_check]メルマガ
自社のサービスを利用しているユーザーに対して、オトクな情報や便利な使い方などのノウハウ情報を提供するメールマガジンを配信します。最近はメルマガの開封率も10~30%程度まで下がってきていますが、配信コストが極めて安く、何度でも配信ができるので、まだまだ効果的な集客手法だと言えます。

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オススメ度[star5.0]

[jin_icon_check]SNSアカウント運営
自社のSNSアカウントを経由して、自社顧客と継続的につながるための手法です。

40代以上のビジネスユーザーが多いFacebook、20~30代の女性層につよいインスタグラム、友人とのコミュニケーションが中心のLINE、ユーザー同士のゆるい繋がりが特徴のTwitterなど、各プラットフォームにあわせた運用を行うことで、リピート促進につなげることができます。

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オススメ度[star3.0]

まとめ

自社に最適な手段を選ぶことが重要

いかがでしたでしょうか?Webでの集客手法は非常に多いので、全部を行うのではなく、集客手法や特徴を把握したうえで、自社にとって効果的な手法を選択することがとても大事になります。また、最初は基本的な集客手法からはじめていくのがオススメです。いきなり難易度の高いものからはじめるとリスクが非常に大きくなってきます。

マーケターの取捨選択眼ことが成否を分けると言っても過言ではありません。

■予算から選ぶ
無料でできる施策から、数千万円のコストがかかるものまで様々です。費用対効果や目標数値を元に、どの施策であれば採算があいそうかを考えておきましょう。

■目的から選ぶ
「認知を増やす」「新規購入を促す」「ユーザーとの関係性を強化する」などなど、目的に応じて最適な集客手法を選ぶことも大切です。

組み合わせることで相乗効果も

Web集客施策は、単体で行うようよりも複数を組み合わせて使うことで効果が最大化できます。

例えば、自社のキャンペーンをインフルエンサー経由で発信してもらい、特定のキャンペーン名でのリスティング広告で刈取りを行えば、認知を広げつつ、検索広告は極めて低予算で行うことができます。他にも動画×バナー広告で、商品サービスの認知を一気に広げるなど、相性のよい組み合わせを見つけていくことで、非常に有益な集客が実現できるようになります。