ブログ
Blog

コンサルの費用相場は?ぶっちゃけ「相場」だけ見ても意味がない話

こんにちは!
みらいマーケティング本舗・代表の堀野です。

「マーケコンサルの費用ってどのくらいなんだろう」
「この見積もり、高いのか安いのか分からない」
「費用の中で、どこまでやってもらえるんだろう」

この記事を書いている僕は、事業会社時代に年間10数億円の予算をかけていろんな外部パートナーへの発注をしてきました。

今は逆に発注される側としてサービスを提供しています。両方の立場を知っているコンサルタントは、実はそんなに多くありません。だからこそ、ちゃんと価値のある話ができると思っています。

先に結論を言っておきます。

「相場はいくらか」を知ることには、実はあまり意味がありません。
本当に比較すべきは、「外注し続けた場合の総額」と「自社でできるようになった場合の総額」です。ここを飛ばして相場だけ見ても、失敗しない発注はできません。順番に説明していきますね。

この記事を書いた人

堀野正樹(ほりのまさき)丨株式会社みらいマーケティング本舗代表丨独立前は、事業会社のマーケティングの責任者として70億円のEC事業を牽引。現在は企業のEC事業の売上アップをご支援しつつ、SNSでも初心者向けにマーケティング情報を発信しています。
公式X(Twitter)代表プロフィールサービス紹介

マーケコンサル費用の決まり方

結論、コンサルの費用は「コンサルタントのスキル・経験」×「対応期間」で決まります。

1時間あたり1〜5万円が中小規模のコンサル会社のボリュームゾーンで、経験・スキルが高いコンサルタントになると1時間10万円以上ということもざらにあります。大手のコンサルティング会社だと、オフィス賃料や販促費が上乗せされ、さらに5割ほど高くなる傾向です。

2026年時点の一般的な相場観(月額)
  • 顧問契約(アドバイザリー型):月20〜50万円
  • 戦略〜導入支援までトータル型:月50〜100万円
  • プロジェクト型(戦略構築など個別テーマ):100〜500万円程度

費用だけで選ぶと、なぜ失敗するのか?

安い、高いだけで判断するのは危険です。時間単価が安いコンサルタントに依頼しても、無駄な時間がかかってしまえば機会損失も含めてトータルでは高くつきます。

見るべきは「成果」と「提供価値」です。

成果は分かりやすいですよね。
100万円払って300万円の売上アップができればOK。

提供価値は数字にしにくいもの、たとえば社内の担当者が半年で一人前に育つ、データを元に意思決定する文化ができる、といったことを指します。

もう一つ、大事な視点が「一流と三流の違い」です。

三流のコンサルタントほど、自分がいないと困る状況をわざと作り、いつまでも居座ろうとします。一流のコンサルタントは逆です。あるべき姿を実現するまでの伴走支援だと割り切っていて、最終的にはクライアント自身で継続できる状態を目指します。

つまり、優れたコンサルほど、あなたを早く「コンサル不要」にしようとする、という逆説があるわけです。

「払い続ける外注費」と「自走化する投資」、本当に高いのはどっち?

ここが今回一番伝えたいところです。

たとえば、月30万円の専門特化型コンサルを3年間継続すると、単純計算で1,080万円です。成果が出ている間はいいのですが、多くの企業がここで気づかずに、外注費を払い続けています。

担当者が変わっても、社内にノウハウが残っていないので、また一から契約し直すことになる。これが一番もったいないパターンです。

一方で、最初の一定期間(僕らの場合は180日)を「社内にノウハウや思考を移植する期間」と捉えて投資すると、その後は外注費そのものが不要になっていきます。もちろん、自走化した後も外部の壁打ち相手が欲しくなる場面はありますが、それはスポットで十分になります。

つまり比較すべきはこうです。

  • 外注継続型:月々の費用は一定だが、何年続けても社内に何も残らない。トータルコストは青天井
  • 自走化投資型:最初にまとまった投資が必要だが、一定期間後は「社内でできること」が資産として残り、外部コストは逓減していく

どちらが向いているかは、会社のフェーズによります。次の章で簡単にチェックできるようにしておきます。

自社はどちらが向いているのか?

以下に当てはまる数が多いほど、「自走化投資型」が向いています。

こんな企業は「自走化投資型」がおすすめ
  • 社内にマーケ担当が1人はいる(兼任でもOK)
  • 今後もこの事業を5年以上続ける予定がある
  • 「毎回同じことを外注に説明している」と感じたことがある
  • 担当者が辞めたらゼロに戻る不安がある

逆に、単発のプロジェクト(サイトリニューアル、キャンペーンなど)だけを乗り切りたい場合は、スポットでの外注が合理的です。無理に内製化する必要はありません。

弊社のサービス料金の目安

参考までに、弊社(みらいマーケティング本舗)の料金の目安をお伝えしておきます。

  • マーケティング戦略診断:無料(有償サービス並の診断です)
  • 月次コンサルティング:月30万円〜50万円
  • 戦略設計・実装支援(プロジェクト型):1プロジェクト100万円〜(内容による)

同じ「月30万円」でも、中身次第で実質的なコスパはまったく違います。

僕らの定例ミーティングは月1〜2回程度です。ただしこれは「訪問1回いくら」という時間の切り売りではなく、毎月ひとつテーマを決めて解決しきるまで伴走する、成果にコミットした料金です。必要であれば随時ショートミーティングやチャット対応も行うので、面談回数が少ない月でも損はしません。

対応するのは原則、代表の堀野本人か、同等のスキル・経験を持つ上級コンサルタントです。

そして何より、過去にご支援したクライアント様の9割は、売上や利益といった成果に確実につながっています。「稼働時間」ではなく「成果につながったか」にこだわっている支援会社だという点まで含めて判断していただきたいです。

もし優秀なマーケターを正社員として採用したらどのくらいの費用がかかる?

Webコンサルタントは必要な時に必要なだけ、Webの専門家の力を借りることができるのが企業にとってのメリットなのですが、できれば優秀な人材を自社で正社員雇用したいと思うこともあるでしょう。では仮に優秀なWebコンサルタントを採用するとすれば、どのくらいの給与報酬が必要となるのでしょうか?

一般的な相場でいうと、2~3年の経験があるマーケター職で年収700~800万円、5年以上のキャリアがあると1,000万円というのがボリュームゾーンです。CMOクラスになると1,500万円以上が目安になります。

それに加えて、社会保険や福利厚生の負担や、採用費、光熱費・賃料・備品等の企業負担も考慮すると、その1.5倍くらいのコストがかかってきますので、優秀なマーケ人材を採用するとなると年間で2,000万円以上のコストが必要になるでしょう。苦労して採用できたとしても、企業の文化にフィットするかわかりませんし、優秀な人材ほど常に離職リスクが伴います。

記事のまとめ
  • Webコンサルの費用は「スキル・経験」×「対応期間」で決まる。実務代行型と専門特化型(ブティック型)では相場が別物で、後者は月20〜50万円が目安
  • 費用の安い/高いだけで選ぶと失敗する。見るべきは成果と提供価値
  • 本当に比較すべきは「外注を払い続けるコスト」と「自走化して外部コストを減らしていく投資」
  • 5年以上事業を続ける予定があり、社内にリソースがあるなら、自走化投資型が長期的に安くつく